今回は今までの記事の最後の「今回のポイント」部分だけまとめました^^
見直したい時などにどうぞ。
・目的論から、現状は自分で変えられるのだ、ということ
・悩みの根源は人間関係からくる無意識の比較によるものだということ
・現状を変えていくにはたびたび「勇気」が必要だということ
・「勇気」を持つには共同体感覚を身につけること
・人の数だけ世界観がある(ライフスタイル)
・感情は出し入れ可能なもの
・怒りの目的は「相手より上に立ちたい」。対処できる方法は他にもある。
・人と比較することで劣等感が生まれる=全ての悩みは人間関係
・劣等感自体は自分を成長させてくれるもの
・諦めや言い訳を使って逃げる「劣等コンプレックス」、必要以上に大きく見せる「優越コンプレックス」こちらの道を選べば成長はない
・劣等感と正しく向き合うことを大切にしよう
・他人との競争は劣等感と敵を生む。
・健全な劣等感を持つには、自分の成長と比較する
・世界を競争意識で見ない。その視点に立つと相手の幸せを素直に喜べなかったり、相手の失敗を喜ぶような自分になる。
・相手が自分の正しさを押し付けてくる時は、目的が話し合いではなくなっている。競争意識に乗っからず、その場を離れる。
・アドラー心理学が目標とする人物像になることによって、より幸せな道が拓ける
・目指す人物像は「自分には力があるという自信を持ち、周りの人を信頼して、自立心を持ち自分らしく生き、社会と暮らしていける」ような人
・目指す人物像になるために向き合うべき人間関係のタスクには「仕事のタスク」「交友のタスク」「愛のタスク」がある
・アドラー心理学では承認欲求を否定する。承認欲求は相手の評価を気にすることと同じ。
・承認欲求を捨てることが「自分らしく生きること」へ近付く。
・全く同じ好み、価値観の人はいない。時に「嫌われても仕方がない」、という勇気をもつことも必要。
・相手の人生を尊重し自分も自分らしく人生を歩むには「課題の分離」をすることが必要。
・課題にはその課題に適した人物がおり、それはその課題によって今後の結果を一番受け取る人。
・課題を分離したら介入はしない。できることは馬を水辺に連れていくことだけ。
・周りの目が気になる人は相手の課題に介入しすぎている可能性がある。自分が最善を尽くしたのなら、その後どう思うかは相手の考えること。
・共同体感覚とは「共同体の中に自分の居場所がある」という感覚。
・自分の居場所を感じるには、他者に関心を寄せ貢献することが大切。
・身近な共同体に疲れたら、もっと大きな規模の共同体に属していることを意識してみる。
・縦の関係でいる限り、他人の評価の中でしか生きることができない。
・褒める、叱るは相手を下に見た行動。横の関係での接し方は、相手に感謝の気持ちを伝えること。
・自分が価値を感じ、共同体の中で居場所を見つけていく流れは以下。スタートは他者の役に立つこと。
「①他者に貢献する→②自分の価値を感じる→③乗り越えるべき様々なタスクをこなす勇気をもつことができる→④自分はここに居て良いんだという共同体感覚を持てる」
・価値を行動ベースで考えない。必ず誰かにとって存在レベルで大切な存在。「他者に貢献する」は主観で構わない。
・他者貢献を続けていくには見返りを求めないことが必要。
・見返りを求めず自己犠牲にならないためには「自己受容」と「他者信頼」が大切。
・「自己受容」「他者信頼」「他者貢献」は切っても切れない関係。初めは自分一人で行える自己受容からスタートしてみるといい。
・まずは横の関係を築く。そして仲間を援助する。そうすることで自分の価値を実感できる。様々なことを乗り越える勇気を持てる。
・「人の役に立っている」という基準は主観でいい。
・特別な自分で在りたいと思ったとき、普通である自分を受容できていない。
・特別な自分に固執しすぎると、安直な優越性の追求に走ってしまいがち。今現在のありのままの自分を認める。
・今現在の自分を認めることができるようになると特別な人への劣等感が薄れていく。自己受容は自分だけでできる出発点。
・現状を受け容れる自己受容は後ろ向きなことではなく、認めることで新たな出発点になる。
・私たちは「今」にしか生きることができない。人生は「今」という点の連続。アドラー心理学では「人生は常に完結している」と考える。
・今にしか居れないのだから、今この瞬間を懸命に生きる。懸命に生きるとは人生のタスクから逃げないこと。
・アドラー心理学では逃げや言い訳のことを「人生の嘘」と呼ぶ。そして人生最大の嘘は「今を生きないこと」。
・自由に幸せに生きるには、他者貢献を行動の指針にしつつ今を懸命に生きる。他者貢献のための行動ならば、時に他人から嫌われる勇気をもつことも必要。