アドラー心理学

アドラー心理学⑥アドラー心理学の理想と人生のタスク

アドラー心理学

今回はアドラー心理学「嫌われる勇気」より、「目指している人物像と人生のタスク」について記事にしてみたいと思います。

前回の記事はこちら

アドラー心理学
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「目的論に沿って行動する」「自分自身の成長と向き合い、他人と競争せず冷静に対処する」

今まで人としての「在り方」をお伝えしてきましたが、とは言えすぐに変えられるものではありませんよね?

そこで、辛くなって迷ってしまったり自分を見失ってしまわないように、どちらへ向かっていけばいいのかの指針をお伝えします。

そしてここを目指すことによって、より「幸せに生きる道」を歩むことができるんですよ^^

朝日 太陽

「嫌われる勇気」にて掲げられていた行動面と心理面の目標があります。

【行動面の目標】

・自立すること

・社会と調和して暮らせること

【心理面の目標】

・わたしには能力がある

・人々はわたしの仲間である

行動として、自立しながら社会と調和して暮らすことが目標。そしてそれには「わたしには能力がある」という自信と「人々はわたしの仲間である」という意識が必要になってきます。

つまり

自分には力があるという自信を持ち、周りの人を信頼して

自立心を持ち自分らしく生き、社会と暮らしていける

ということです^^

 

このような人物像を目標とすることによって、「自由」で「幸せ」な人生を歩むことができます。

そしてこの目標を達成するには、対人関係に関する「課題」があります。

それを本書では

・仕事のタスク

・交友のタスク

・愛のタスク

と呼んでいます。これらは全て人間関係の距離と深さをを表しています。

仕事が一番遠く浅い関係で、交友のタスク、愛のタスクに向かうにつれ深い関係になっていきます。

仕事の関係だけの付き合いならば、割り切って考えられます。

ですが「周りにどう思われるか」ということを気にしすぎる人はそこを乗り越えることができず、会社や学校に行くことができなくなったり、ひきこもりになったりします。

 

交友関係ではそれよりも深い関係で、意見がぶつかり合うことがあったとしてもきちんと相手と話をしてお互い尊重した関係を築こうとします。

 

そして最後はパートナーや親子など、より深い関係の人。これが一番理解するのに難しいと言われています。

アドラー心理学では「束縛」を否定しています。束縛とは相手の自由を奪うこと。

そして人が「愛されている」と感じるのが、「この人といることによって自分は自由に振る舞える」と思えた時です。

推奨しているわけではないのですが、極論、浮気さえもその人の行動を制限する理由にはならない、というわけです。

相手に気持ちを伝えることは良しとしても、それ以降のその人の行動を制御することはできないってことですね。

もしもどうしても相手のことを信じることができず束縛してしまうのなら、そういう相手と自分は本当に一緒にいてもいいのか?と考え、自発的に答えを出すべきだと言うことです。

パートナーならばまだ一緒にいるのか離れるのかを選択できるけれど、親子関係だとそう簡単にいきません。

しかしこれと向き合っていくことが理想とする人物像になるので、少しずつ意識を変えながらやっていくことが必要ですね。

今回のポイント

・アドラー心理学が目標とする人物像になることによって、より幸せな道が拓ける

・目指す人物像は「自分には力があるという自信を持ち、周りの人を信頼して、自立心を持ち自分らしく生き、社会と暮らしていける」ような人

・目指す人物像になるために向き合うべき人間関係のタスクには「仕事のタスク」「交友のタスク」「愛のタスク」がある

 

「…綺麗事ばっか並べられても、それをどうしたら乗り越えられるか分からないんだよな〜」

と思うかもしれません笑

ですが、本書を読み進めていくうちに「どう考えていけばいいのか」という疑問も少しずつ解消されていきます。

こちらのブログでも紹介していきますので、参考にされてくださいね^^

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