人が現実を変えていくには潜在意識の力を上手く使うことが必要。
潜在意識を上手く使うには脳に取り込む情報と、その時の反応を変えていくこと。
そしてその状態が当たり前になるまで刷り込むことが大事です。
今回は、潜在意識で言う「ポジティブな状態」についてお話ししてみたいと思います。
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潜在意識のポジティブな状態とは?
「ポジティブ」と聞くと、なんだか明るい状態を思い浮かべませんか?
前向きで、良い面を見て、笑顔を絶やさずみんなと仲良く…みたいな。
確かにそれも合ってはいるのですが、潜在意識でいうポジティブな状態ってそればかりではなくて
「ほっ」とリラックスできている状態
も含まれるんです。
「ほっ」とリラックスできている状態というと、今度はマッサージを受けたときだったりアロマを焚いたりなどケアをしたときのことを思い浮かべますが笑
これもまたそういうことではなくて
行動として何もしなくても、その時に特に否定的な感情が湧いてこないのなら、その時もリラックスした状態に含まれるんです。
つまり潜在意識のポジティブな状態って
「否定的で鬱々としていなければポジティブ」
と捉えてもらえばいいと思います。
言葉に囚われず感覚を大事に
こう思うことはとても良いことなのですが…
例えばコップに水が半分しか入っていないことに不満を持っていて、それに対して気分が悪くなったときに
「これは見方を変えてコップに水が半分もある!とポジティブに捉えよう!」
と思ったとします。
でも、意識で無理矢理ポジティブにしよう!と頑張っても
肝心の心の奥の潜在意識が「いや、半分しか入ってないし…」と思っていたらそれって逆効果なんですよね。
むしろやればやるほど
半分もある!(ないよ)
半分もある!(ないよ)
半分もある!(だからないって!)
という風に( )の中の気持ちが増幅して、やればやるほど気分が悪くなります。
こんなときって、逆に心をごまかさず
「少ないよ!!!」
って認めちゃったりしたほうが、気持ちが楽になるはずです。
嫌な出来事があったときも、変に良い子ぶるのではなくて
「すごく腹立つ!!」とか
「なんなの、あの言い方!!」とか
思うことがあるのなら、気持ちに正直になってみてください。
気持ちを抑え込んで形だけ良い行動をしても、肝心の心の奥がそれに納得していなければ全く意味がありません。
自然とポジティブな感情になれるのは心の状態がゼロ地点にあるとき。
ゼロ地点にある時にプラスにしていくことは少し頑張ればできそうですが
その日の状態によっては否定的だったり悲観的だったりと、マイナス地点にいる時もありますよね。
そんな時って無理矢理プラスにするのではなく、一度ゼロ地点を目指した方がいいんです。
習慣化させることが大事
出来事が起きて、その後の無意識の反応をポジティブなものに変えていくには
その時の自分の状態をよく観察して、今この瞬間どうすれば自分が一番気が楽になるのかを意識することが大事です。
人の状態ってその日、または1日の中でも変化していくものです。朝は気分が良かったのに今はとても気分が悪い、なんてことは普通にあります。
だからこそ決して言葉や行動に囚われず、自分の感覚が楽になる方を選んでみてください。
そしてそれを毎日意識することで習慣化し、無意識に刷り込まれていきます。
まとめ
・潜在意識のポジティブな状態とは、否定的で鬱々としている状態でなければいいということ。明るい、前向きというワードだけではない。
・無理矢理前向きになるのではなく、まずは自分がどの地点にいるか見極める。マイナス状態(否定的な状態)のときは、まずは素直に感情を出し切る。
・前向きな行動や言葉に囚われず、感覚に意識を向けること。
・日頃より意識して感覚に目を向けて、気分の良さを意識すること。何度もすることでその作業が習慣化し、自然と潜在意識にも届くようになっている。
1日の中でも自分の状態は変わってきます。
ぜひその瞬間瞬間で「今、自分はどのような感覚なのか」を意識する癖をつけてみてくださいね😊