今回は「自分のことが分からない」という方や「思い込みに気付いて枠を外したい」という方に向けて意識してみてほしいことを記事にしてみたいと思います。
これができるようになると本当の自分の気持ちや自分の在りたい姿に気付くことができますよ^^
Contents
相手に反応することに気付く
自分の気持ちや在りたい姿に気付くためにとっても簡単な方法があります。それは、
「あなたが相手に対してどんなことで引っ掛かりを覚えるのか」
を見てみること。
この引っ掛かりは「嫌悪」や「嫉妬」や「羨望」、または言葉にできなくても何か「ん?」と自分の心が反応したことです。
例えばSNSで自撮りをして自分の思いを素直に発信している人を見て
「こんなことして恥ずかしくないのかな?」
「認められたいって思ってるんだな」
と思ったとします。
その言葉の裏にはあなたも実際に写真をネットにあげたいとまでは思っていなくても
「自分らしく好きなことを表現している人を羨ましい」
または
「自由で楽しそうに見えることが羨ましい」
というような気持ちが隠れているのかもしれません。
承認欲求のすごい人だな、と思うのであればあなたの中にも誰かに認められたい気持ちが強いのかもしれませんね。
また、相手に対して強い怒りを覚えるときも自分の中に制限をかけていることや思い込んでいることがあったりします。
「人は謙虚で在るべきだ」と思う気持ちが強いと横柄な態度を取る人に対して強い怒りを覚えるでしょうし
「人は親切で在るべきだ」と思う気持ちが強いと自分のことしか考えていない人にものすごく怒りを覚えます。
これらの価値観は人として、と考えるなら立派な価値観ですよね。そして自分が「こう在りたい」と思うからこそこのような信念を持っているのかもしれません。
でも「信念」は自分の中だけで取り入れるものであって、相手にそれを押し付けるものではありません。
信念は自分の中の軸にするもの。相手の領域に踏み込んだ時点でそれは介入になるので「思い込み」に変わります。
「自分がこう在りたい」と思う自分像を目指すことはとても素敵なこと。
だけどそれが自身に対してマイナスに影響するのであれば、その在り方は手放した方がいいのかもしれません。
一つ一つの言葉に集中する
上記のようにマイナスな感情で出てくると分かりやすいことも多いです。
ですが、よく観察してみると日常での些細なことでも自分で引っかかってることって結構あるんですよ^^
そしてそれは前向きな言葉であることもあります。
例えば私の場合は「私のこの経験がみんなのためになればいいな」。
この言葉になぜか引っ掛かりました。これって本来すごくいいことですよね?
私個人に言ったわけではないにも関わらずなぜか「ん?」と思いました。そしてそれはポジティブでもネガティブでもない、言葉に表せないように引っ掛かり。
はじめは「良い人ぶって聞こえるのが嫌なのだろうか?」と思いましたが、最終的に紐解いていくと「大変だけど頑張ってるって思われたい」「私だって努力してる」「私だってできるもん!」みたいな笑
結局自分のことをきちんと認めてあげられてない部分が子供のように騒いでいたんですね。
このように意識していなければ見過ごしてしまうような感覚は日々を過ごしていく中でたくさんあるのだと思います。
そしてそれが積み重なったときに人は大きな不満を抱えたりするんですよね。
私たちは相手を通して気付かされることがたくさんあります。
ぜひ自分の感覚に蓋をせず、感情をジャッジせず自分への気付きとして見てあげてくださいね^^