「考え込んでしまう性格を治したい…」
「いつもグルグル考えてしまってネガティブになる…」
「頭がごちゃごちゃして不安や焦りの気持ちが強い…」
そんな風に思ったことはありませんか?
私自身どちらかというと頭でグルグル考えてしまう性格で、どうしたらもっと気楽に考えることができるのかな、と悩んでいました。
ですが、
「否定的な声は自分のものではないこと」
「自分の物事の捉え方は才能であること」
を理解してからは頭で考えてしまう自分も悪くないな、と思えるようになりネガティブ思考になることもほぼなくなりました。
結論からお伝えすると、思考の癖を意識して気をつけることはできますが、ベースを変えることはできません。ですが、それは才能であるため、変わる必要もないのです。
今回の記事は以前の記事を読んでいただいてからの方が理解しやすいと思いますのでこちらからご覧ください^^
Contents
思考癖は治せる?
人間の思考について
自分の思考癖を治そうと思う前に、少し思考のことについてお伝えしておきますね。
実は人間は、1日に6万回のことを思考していると言われているんです。
それは計算すると1.5秒に1回は何かしらのことを考えているという計算になります。
これは意識しているものはもちろん、自分の中から自然と湧き上がる無意識に思っていることも含まれています。
さらに驚くべきことに、普通に生きている中で思考の95%は大体昨日と同じことを考えているそうなんです。
確かに「今日は何を食べよう」や「早く休みたいなぁ」など、昨日も考えたようなことを今日も考えているということはあなたも心当たりがあるのではないでしょうか?
だからこそ私たちが自分の思考の癖を変えようと思った際に
「きちんと自分の思考癖に気付く!」
と意識をしっかりと持たないと、昨日と同じ思考をずっと続けていってしまうのは自然なことなのだ、ということを理解してもらえたらな、と思います。
人によって思考癖はなぜ違う?
「どうして兄弟なのにこんなに考え方が違うんだろう?」と思ったことがある方もいるのではないかと思います。
人が学んでいく過程として環境はとても重要なものではありますが、同じ親に同じ場所で同じように育てられたはずの子供が全く同じように育つわけではありませんよね。
確かに上の子が叱られているのを見たから下の子は要領良く育ったという例や兄弟が多かったから自分が親みたいな役割になりしっかり者になったという例などいろいろあるとは思うんです。
ですが、それにしても自分で潜在的に持って生まれた感覚というものがないと、説明がつけられないのかな?と私は思います。
「怒られているのを見た」という一つの場面を切り取っても
こんな風に受け取り方が違うと思うんです。そしてそれは自分の中で瞬時に考えてしまうこと。
だから人の思考というのは「育ってきた環境」と「元々持って生まれた感性」が関係しているのではないかと思います。
そして数秘術ではその「元々持って生まれた感性」を自分の価値観や才能と表現するライフパスナンバー(LP)と呼んでいます。
LPは無意識に湧き上がってくる思考であり、人はLPを通して物事を捉えるので受け取り方が違ってくるということですね。
LPで囚われやすいエゴが分かる
環境が同じでも同じように育たないのは、LPを通して物事を判断するからということですよね。
つまりそれは、自分の中で「これは正しい」「これはダメなこと」と判断しやすい基準がそこにあるということです。
以前の話につながりますが、この「良い」「悪い」を判断しているのは本当のあなたではなく「エゴ」だということでしたね。
LPは自分の元々の感性であり視点なので才能でもあるのですが、LPばかりに偏りすぎると
物事を自分の中で「良い」「悪い」だけで判断するので、エゴと同化し苦しくなってしまいやすいんです。
思考とうまく付き合っていこう!
自分の思考グセを知る
LPは才能であり、思い込みをしやすいものでもある。
それにまずは気付くことが大切です。
また、一つの物事を見てもみんながみんな同じように受け取るわけではないということも理解しておきましょう。
それはつまり「あなただったからの視点」であり、物事自体には何の意味もないことを表しています。
数秘術では、1〜9,11,22,33に分けられているのですが、簡単に言うとそれだけ物事の受け取り方が違う人がいるということです。
自分のLPは生年月日だけですぐに出すことができます。
自分の生年月日を西暦にして一桁になるまで全て足せばOK!
※11,22,33の人は足さずにそこで終わりです
例:1990.4.21生まれ
1+9+9+0+4+2+1=26
2+6=8
LPは8
ネガティブに偏らない
繰り返しになりますが、自分のLPという物事の捉え方自体は才能です。
しかしそれがネガティブに偏りエゴと同化したときに、私たちは自分の才能で自分を苦しめています。
あなたの物の見方を「良い」「悪い」という判断ベースで見るのではなく
自分の快へのアンテナのためだけにその才能を使ってください。
「良い」「悪い」ではなく、どちらかというと「私はこれが好きだ」という自分自身の好みを選ぶことに価値観を使うことが大事です。
自分自身の思考癖が嫌で嫌で仕方ない人は、自分の元々持っているものを受け入れられないこともあるのかなと思います。
ですが不快に思うのはそれをLPという自身のフィルターを通してネガティブに考えてしまっていることが原因なだけです。
少しだけ考え方を変えればそれはすぐに才能へと変わります。
持って生まれた自分の才能を苦しめるためではなく、大切に扱ってあげてください。
・人は意識的にも無意識的にも1日に6万回も思考しており、95%は昨日と同じことを考えている。
・育ってきた環境の他にも自身の捉え方の癖というものがあり、それにより思い込みしやすいことが分かる。
・LPは上手に使えば才能。まずは知り、受け入れることが大切。
・LPは変えられない(変える必要がない)。物事をジャッジしネガティブに偏らないようにすることが大切。
・「思考癖を治す」には、ネガティブに偏りエゴと同化している自分に気付くこと
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