「やるべきことに追われてやりたいことができなかった…」
「今日もただなんとなく1日が過ぎてしまった…」
こんな風に1日の終わりに後悔したことはありませんか?
実は、朝の時間を変えるだけで1日の過ごし方が全く違ってきて、その悩みが解消されるんです!
後述しますが朝上げることのできたモチベーションは1日中続くため、習慣化できると、必ずあなたの人生は変わります!
どうせならただ早起きして気分がいいだけではなく、きちんと目標達成して結果を出せるような時間の使い方をしたいですよね。
今回は生産性を高める朝のルーティンと、どうしても朝が苦手な方に向けてのコツをお話ししていますので参考にされてくださいね。
Contents
生産性を上げる朝の過ごし方
水分補給し朝陽を浴びる
まずは、起床後すぐに水を飲みましょう。水を飲むことによって、体内の代謝が活性化して理解・判断などの認知機能が向上します。
脳は水分が足りなくなると集中力が低下したり、頭の回転も悪くなるそうなので1時間にコップ1杯程度の水は飲んだ方がいいです。
また、朝陽を浴びると体が起きるモードになります。起床後はすぐにカーテンを開け、朝陽を浴びましょう。
水分補給と朝陽でまずは眠っている体を起こし、脳を覚醒させましょう。
軽い運動をする
軽い運動をすることで、脳を活性化させて学習効果を高めることが分かっています。
最新の科学で分かった脳細胞の増やし方でも、運動することによって脳の神経細胞の中でタンパク質の分泌がさかんになり、脳の神経細胞や血管の形成が促されると言われています。
運動することで体もスッキリとするのでストレスの軽減にもなり、また、1日のエネルギーレベルもアップします。
あと、これは1日を過ごす上で非常に大事なことですが、運動をすることで「やり切った!」という感覚をもつことができ、それによりモチベーションが上がります。
そしてこのモチベーションは1日中続くと言われています。
あなたも運動後の清々しい気分のまま次の予定にとりかかれた時は、いつもよりも物事がスムーズにいっているような気分になったという経験が一度はあるのではないでしょうか?
運動に関しては具体的に、10分〜20分程度散歩をするだけでもいいです。
歩くのが難しければストレッチやヨガでも大丈夫ですよ。
ちなみに朝運動することは体の代謝を上げることにもつながり、ダイエットにも効果的と言われているので痩せる体作りを目指している方にとっては一石二鳥ですね。
ジョギングなどの激しい運動は体温がまだ上がっていない体に行うと怪我の恐れもあるので、散歩など軽めの運動をおすすめします。
ジャーナリングする
私たちは忘れる生き物。それは時に便利で時に不便です(笑)
せっかく早起きして朝の時間を過ごそうと心に決めても、目的を忘れてしまうと朝の時間もとたんに面倒になります。
だからこそ、毎日ジャーナリングをすることをおすすめします。
「やるべきことに追われてやりたいことができなかった…」
「今日もただなんとなく1日が過ぎてしまった…」
こんな風に1日の終わりを後悔してしまう自分がいたとしたら、それは
成し遂げたい何かがあったから、時間を有効的に使いたいと思ったはず。
そう思ったきっかけ、目的を忘れないように、目標と価値観を毎日書き出しましょう!
何のために行動を起こしているのかを毎日明確にすることはとても大切です。
目的と目標については、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
デイリーハイライトを設定する
ジャーナリングで自分の向かうべき方向を確認したら、今日必ずやるべきことのタスクを確認しましょう。
そして優先順位をつけ、その中の1つだけは今日必ずやり切ると決めましょう。
優先順位を作ることはとても重要です。計画は立てていても、急な予定が入り込むこともあると思います。
そんなとき優先順位をつけておくと、
「その中でも1番にやらなければならないことだけでも手をつけよう!」
と思えるので、そのタスクに対しての集中力が増します。
逆にいえば、やるべきことを明確にしていないと何から手をつけていいか分からなくなり、集中できなくなり、そして結局、
「やるべきことに追われてやりたいことができなかった…」
「今日もただなんとなく1日が過ぎてしまった…」
ということに陥り、以前と変わらぬ時間の過ごし方をしてしまう可能性があります。
優先順位をしっかりすることでそのことに集中することができ、モチベーションを上げたまま一つのことに取り組むことができるようになります。
静かな時間を過ごす
朝の時間は静かな時間を過ごして、集中力を高めましょう。
具体的には瞑想をすることがオススメです。
ですが
と思いますよね?(笑)
でも実は、瞑想には絶大な効果があって、集中力を高めてくれるのはもちろん、気分の改善、不安やストレスの減少などさまざまな効果が科学的にも証明されているんです。
まずは3分でもいいので、心を落ち着かせられる静かな場所で呼吸に集中してみてくださいね。
その他、起床後は最低でも1時間はスマホ・テレビは見ない、など刺激を与えない静かな時間を過ごすことを意識してみてください。
それにより創造性や判断力が増し、問題解決能力がアップするといわれています。
また静かな時間を過ごすことで思考を落ち着かせることができ、整理することができます。
とはいえ、朝時間が苦手なあなたに
そんな方に向けて、意識してみてほしいことをいくつかご紹介します。
目的を明確にする
まず初めに、早起きをただの手段にしてしまうと絶対に続かないです。
「早起きしよう!」というやる気だけで早起きが続くのは、たったの2%と言われています。
そこに必ず自分に対するメリットがないと起きることができないというわけですね。
だからこそ、
自分は「何のために」早く起きて朝の時間を有効的に使いたいのか。
を明確にしておきましょう。
「自分が成し遂げたいものがあるから、その時間を作るために朝早く起きる。
そして限られた時間の中でそのことに集中できるようにするために、生産性を高めるルーティンを組み込んでいる」
これを毎日自分に言い聞かせ、続けられるようになった人が、朝の時間を習慣化できるんですよね。
早起きのコツ
では次に、具体的に早起きをする方法をいくつか挙げてみたいと思います。
睡眠時間を確保する
まずは、当たり前ですが早く寝ることです。
睡眠時間が短いとすっきりと目覚めることができません。
睡眠時間は最低でも6時間、いいパフォーマンスをするなら7時間を推奨しています。
まずは6時間睡眠を取ってみて、まだ疲れが残っているようなら7時間にするといいでしょう。
まれにショートスリーパーという人を聞きますが、これは遺伝的なものあり、人口の1%くらいしかいないと言われています。
ですので、睡眠時間というのは努力でどうにかなるものではありません。しっかりと睡眠時間は取るようにしましょう。
動かざるを得ない状況を作る
次にオススメするのは、目覚まし時計を遠くに置くこと。
これは動かなければならない状況を作ることで、体を無理矢理目覚めさせる方法です。
一度ベッドから起き上がってしまえば後の行動はスムーズにいくことも多いのでぜひ試してみてください。
コントロールできることに集中する
これは人によるとは思いますが、最後に個人的に効果があったものを紹介します。
それは、
「自分の中の思考・感情と体を分けて考える」
こと。
「だるい」や「眠い」や「寒い」など、思考や感情は自然と湧き上がってくるものです。
そしてこれは止めようと思っても止められないもので、自分自身で思考や感情が湧き出ないようにコントロールすることはできません。
ですが、自分がどう思っていようとも、行動だけは自分でコントロールをすることができます。
コントロールできないものは仕方がないのです。だけど、どう思っていようとも私たちは行動に移すことができる。
ちょっと変わっている方法かもしれませんが、効果がある人にはあるかもしれません。
私の場合は起床時に思考が湧き上がってきたら
「…と、今思っているのね〜、あなたはそう思っていても体は動かすことができます!!」
で起きる、みたいな(笑)
この「コントロールできることだけに集中する」という考え方は、自己管理系のYouTuberさんが言っていた言葉で、私の好きな考え方です。
好きな言葉や考え方は人それぞれあると思うので、そういう言葉を見つけて、自分に言い聞かせるのも効果的ですよ。
時間の作り方
「でも、そもそも朝忙し過ぎて時間がないんだよね」
そんな声もあるのかもしれませんね。
ですが、実は生産性を上げる朝の過ごし方って別に5時、6時に起きることが全てではないんです。
早く起きることが目的ではなくて、朝の1時間を確実に作ろうとすることが大事なんです。
「時間ができたらやろう」と思っていると、いつまで経っても時間はできません。
貯金と一緒で「余ったらやろう」と思うとできないのです。
だからこそ初めにその時間を先に確保した上で他のことをするという意識に変えるといいですよ。
・生産性を上げるルーティンは
①水分補給をして朝陽を浴びる
②軽い運動をする
③ジャーナリングをして目標や目的を書き、向かう方向性をしっかりと確認する
④今日すべきことの優先順位をつける
⑤静かな時間を作り心を落ち着ける
・朝時間を続けるコツは、朝起きる目的を明確にしておく。
・早く寝たりなど、早起きできる工夫をする
・「余ったらやろう」では一生時間は作れない。先に時間を確保する
ぜひ今回の記事を参考に、取り入れられるものが1つでもあったらいいなと思います。
完璧を目指さす、まずはできることから始めてみましょう!