今よりも一歩踏み出して理想とする生活や自分に近づきたい!
そんな気持ちは誰しもが持ったことがあるかと思います。
私も以前は行動したいけれどいろんな感情が邪魔をしてどうしたらいいか分かりませんでした。
でも今は自分の才能や得意を知って、この世を軽やかに捉えることができる視点を持てたことで
以前よりも行動に対する苦手意識が圧倒的に減り、また自分が目的を明確にすることで行動をすることが楽しくなってきたように思います。
そこで今回は私が考える軽やかに行動に移せる考え方と方法をお伝えしたいと思います。
途中に自分の目的を明確にするための質問なども盛り込んでありますので、ぜひ楽しみながら考えてみてくださいね。
Contents
行動に起こす方法
行動をしてみよう!と思うときにまず始めにすること、それはズバリ
「頭をお花畑にして、都合よく捉えることができる視点を養うこと」
だと思っています。
右脳で感覚的にこの世を捉える
では、ここからは頭を柔らかくしてくださいね(笑)
100パーセント信じる必要はないけれど、この視点を持っておくことによって必要以上に物事を真剣に捉えることなく、軽やかに行動に移していくことができる手助けをしてくれます。
この世は波動の世界
まず、行動を起こすための事前準備としてこの世の仕組み、みたいなものを軽くでもいいので理解しておくと変に肩に力を入れずに行動に移すことができます。
私たちは細胞が集まってできています。それを細かく見てみると原子と呼ばれるものになるのですが、さらにその先があって今現在分かっている最小のものは素粒子と呼ばれています。
鉄だろうと人間の皮膚だろうと水だろうと、この世に存在するものはすべて分解していけば陽子と電子で成り立っていることがわかったんですね。
〜略〜
実は、人類はさらに分解できたんです。科学者の執念ってすごい。電子はまだこれ以上分解できていないのですが、陽子と中性子って電子と比べるとかなり大きく、実はその中身はそれぞれ3つの粒で成り立っていることがわかったんです。その粒をクォーク(quark)、「素粒子」とも言います。
私たち人間やそこら中にある物質、これら全て素粒子と言うもので成り立っています。
どんなに綺麗な女性もどんなに高価な時計も、細かく細かくしていけばみ〜んな自分と同じ素粒子です。大して変わりはないってことですね。
もうこの時点でみんなただの粒なのに優劣をつけて何かを過剰に意識してしまうなんて、馬鹿らしいって思いません?
そして面白いことにこの素粒子は、粒という性質と同時に波と言う性質も持っているんです。
つまり、空気中を波のようにふわふわと漂っているような感じですね。
量子は「粒子」と「波」の性質をあわせ持った、微少な物質やエネルギーの単位のこと。物質を形成する原子や、原子を作る電子・中性子・陽子、光の粒である光子や、ニュートリノなどに代表される素粒子が、量子に含まれる。
〜略〜
「粒子はある位置に存在している」というのが古典物理の立場だ。一方、粒子と波の両方の性質を持つ量子は、位置を観察した瞬間に波としての性質を失うが、観察されない状態では、さまざまな位置に存在する可能性の波が重なった「重ね合わせ」の状態として存在する。
つまり
「いつもはふわふわと波のように漂っているけれど、観察された瞬間に粒と言う性質に切り替わる」
ってことです。
私たちがその物を観察するまではふわふわと漂っているだけの世界(かもしれない)って…
なんだか面白くもあるし、今まで「現実」だと思っていたこの世界が、少しあやふやな、不思議な感覚で捉えられるような気がしませんか?
波動のバロメータは感情
この世は素粒子で出来ていて、それは波のように漂っている。そう過程した上で、話を進めていきますね。
私たちはよく、「空気を読む」だったり「いい人そう」など目には見えないけれど雰囲気を感じとることがあります。
怒っている雰囲気の人の側は居心地が悪かったり、逆に楽しそうな雰囲気の人には人が集まっていったり。
でもそれって、よく考えたらとっても不思議だと思いませんか?
ひょっとしたら相手の目の動きとか体の動かし方とかで無意識に感じ取ることもあるのかもしれません。
ですが、初対面の相手に対しても直感で感じ取る何かがあることも全くないわけではないと思うのです。
これも、自分たちが波のような存在だとしたら説明がつくのかな、と思います。
テレビのチャンネルや電話みたいなもので、発している電波をキャッチする感じですね。
つまり、私たちは自分が発する波と同じような波をキャッチするんです。
だから日頃から自分たちが「どういう状態で生きているか」がとても重要になってくるんですね。
いい気分でいることの大切さ
人は「なんだかできそう!」「チャレンジすることも楽しい!」と前向きな気持ちになれると、
「行動しなければ…」と言う義務感からの行動から、「自ら動き出したい!」と言う前向きな気持ちでの行動へと自然となってくるものです。
前向きな気持ちになれれば視点が変わります。
例えば「赤い車が欲しいな!」って思った瞬間に赤い車をたくさん見かけるようになります。
それは赤い車が欲しいな、って思ったから目の前にたくさん現れたわけではなくて、
元々自分の世界にそれらは存在していたのだけれど、自分の視点が変わったから気付くようになった、
と言うことだけなんですね。
・私たちは細かくすれば素粒子と言う波であり粒である。だから所詮一緒であることを理解して、物事を大きく捉えすぎず軽い気持ちでトライしてみる。
・自分たちが波であるならば、希望する波(チャンネルを合わせる感じ)を出しさえすれば、それにあった世界が見えるようになる。視点が切り替わり、今までは気づけなかったことに気付くことができる。
左脳で理論的に行動に移す
大切にしていることに目を向ける
具体的にどう行動に移せばいいの?と考えたとき、まず自分のことをよく知ることがとても大事になってきます。
まず一番に大切にして欲しいことは
「あなたが最も大切にしていることは何か?」
と言う、心の満足度を知ると言うこと。
人は早く結果が欲しくて、得意とか才能とかを使って稼げることや人から認められやすことを目標にしがちです。
でも仮に、その目先の目標を自分が達成したとしても、心は満足せず「なんのために頑張ってきたんだっけ?」と虚しさが残ることもあります。
だからこそ、そうならないためにも一度
と自分に問いかけてみてください。
そこにあなたにとっての本当に大切にしたいことが見えてくるはずです。
価値観、得意を知る
自分の大切にしていることを再確認したら、早速自分のことを具体的に分析していきます。
①自分は物事をどのように捉えがちなのか。どこに価値観を置いているのか?
②今までを思い出してみて、自分が得意だな、と思っていることは何か?
①自分は物事をどのように捉えがちなのか。どこに価値観を置いているのか?
人には物事の捉え方のクセがあります。そしてそれは良い風にも悪い風にも捉えることができます。
私を例にあげると、私は物事を少し斜に構えてみることがあります。
それをマイナスに捉えるとしたら「素直に物事を捉えられない人だな」となりますが、
「真正面から見ないことで物事の本質が分かる視点だな」とプラスに捉えることもできます。
このように、自分の中でどのように物事を捉えるクセがあるのか分析してみてください。
②今までを思い出してみて、自分が得意だな、と思っていることは何か?
学生時代から大人になるまで、どちらかというと自分が得意だな、と思ったことは何ですか?得意とまでいかなくても、別にすることがそんなに苦ではないかなと思うことでも結構です。
・計画を立てることは嫌いだけど、表現をすることはそんなに苦じゃない。
・頭で思っていることを言葉にすることは難しいけれど、場に合わせた行動をとることはできる。
「嫌」には「大変だから」という理由もあると思うので、力まないとできないからやりたくない、ということも考えられます。
でも逆に「まぁやろうと思えばできるけど」ということは力まなくてもできることなので、あなたの得意である可能性が高いです。
大切なことは無理して行動に起こしていないか。
得意とはどちらかというと、そういう風に行動として出てしまうこと、ですね。
・自己分析を行い「行動の先に何を求めるのか」「自分の才能と得意を元に行動に落とし込むには?」を考える
・うまく言語化できないようであれば、ネットなどにある自己分析ツールやミイがお伝えしている数秘術もオススメ!
さぁ、軽やかに行動に移そう!
「否定的な声」自分の声じゃない?
エゴとは
行動に移す際に「怖さ」「恐怖」「諦め」など否定的な声が聞こえてくることはありませんか?人によってはその声に支配されて動けないことがあるかと思います。
私たちはそれを自分の声だと錯覚するのですが、実はそれ、本当の自分の声ではないんですよ!
否定的な声、その正体は「エゴ」なんです。
エゴは何のために存在しているのかというと、自分のアイデンティティの確立のためだったり、危険なものを避けて安全に暮らしていけるようにするためにあるんですね。
エゴは自我という意味で、他との比較がなければ「これが好き」「これが嫌い」という自分の好みだったりの自我の確立ができませんよね。他(た)があるから自(じ)を確立できるわけです。
ですので、
エゴの正体は生きていく上で培った「常識」だったり「思想」だということです。
エゴは自分を確立するために、本来は自分の決めた行動を助けてくれる存在です。これがあるからこそ、自分という存在を確かめる事ができるんです。
だからエゴは一生いなくなりません。悪いものでもないですしね。
じゃあ、どうやってその声に惑わされないようにうまく付き合っていくかというと
という風に覚えておくといいと思います。
人は変化を恐れる生き物
行動を起こせないとき、そもそも人の脳はそのようにできているのだ、ということを理解しておくことも一つの手だと思います。
このようなあなたの脳の「変化を止めようとする働き」のことを、専門的には「心理学的ホメオスタシス(心理学的恒常性)」といいます。あなたの脳が最優先にしているのは、残念ながら「今のままのあなたでいること」。心理学的ホメオスタシスこそが、「あなたの変化をジャマする最大にして最強の力」であるわけです。
ここで大切なのは、まずは「自分が変化をしようとしている時には、心理学的ホメオスタシスが働くのだ」という事実を知っておくということです。
「今の場所を動かなければ○ぬことはないじゃ〜ん!そのままでいようよ〜!」
と、頭の働き的に思ってしまうものだ、ということです。
動けないのは自分の意志が弱いのではなくて、そもそも頭の作り的にそういう風になっているものだと理解しておけば、変に自己嫌悪に陥ることもないですよね。
結局は経験するために生まれてきた
ではここはまた頭を柔らかくして、ちょっと哲学的に話をしてみますね。
そもそも私たちは何のためにこの世に生まれてきたのでしょうか?
私は「この世をただ経験するために生まれてきた」のだと思っています。
もちろんこの答えって人の数だけあると思うので自分なりの答えで良いと思うのですが、私はこういう風に考えた方が楽だし楽しいからそうしています。
私自身、右脳と左脳をうまく使いながらこの世の中を楽しみたいです。
空想の世界だけに浸ることなく、かといって現実世界だけにのめり込むこともなく、ただただ経験を楽しみたい。
そのためにちょっとロマンのある哲学的な思考をすることもあるし、現実的な方法をお伝えすることもあると思います。
あなたはどうですか?
行動をただの結果を追い求める過程にしますか?
それとも瞬間を体験しながら目標に向かって頑張りますか?
過程を楽しめる自分に
私も以前は自分の目的をしっかりと把握せず努力していたときは、結果を得ることができたとしてもなぜだか満たされませんでした。
そのことが無意識の中に残っていて
頑張ること=きついこと
と思い込んでいたんですね。だからこそ、結果が出た時も出なかった時も何だか満たされなかったのだと思います。
でも今は
行動を起こした先に何が待っているのか
昨日の自分よりも少しでも成長できていたのかどうか
そういう視点を持つことができるようになってきたので
行動を起こすこと自体は以前よりも軽やかにできるようになったと思います。
私もまだまだ道半ば。これからもっとたくさんのことを経験して、感動していくんだと思います。
・右脳を使って感覚的に世界を捉える。所詮みんな同じということを理解し、深刻に捉えすぎず軽やかに行動してみる
・左脳を使って自分が心から求めていることや得意や才能を考える。自分が大切にしたいことは行動する上でとても大切なので毎日でも確認する。得意を元にした方が行動に移しやすい。
・否定的な声は自分の本当の声ではなくエゴの声。不快な気持ちになるときはエゴの声だということに気付こう!
・人はホメオスタシスが働くもの。現状維持しようとする力が働くのは当たり前。
・人は経験をするために生まれて、人生をゲームのように楽しんでいる。過程を楽しむ余裕を持つ