潜在意識と脳科学

ただ事実を見る。心配事の9割は起こらない。心配事の手放し方。

心配事 9割起こらない

先回りして行動を考える気が利く人や頭で深く考える思慮深い人は起こっていないことまで考えがち。

「備えあれば憂いなし」とは言いますが、人によってはもっと気軽に考えた方が楽に生きれるのかもしれません^^

心配事の9割は起こらない

実際、ペンシルバニア大学の研究によると心配事の79%は起こらず、しかも残りの21%のうち16%は事前に準備をしていれば対処可能な出来事だった、ということが分かっています。

この結果から、実際に心配ごとが現実になるのはたったの5%だということが分かりました。

確かに前もって対策を考えておくことは必要です。ですが対策を練ることばかりに目が行くと、今目の前のことに集中できずやりたいことをできていない人生だった、という風にもなりかねません。

前提を変えるにはただの事実が必要

クエスチョンマーク

私たちが生きていく中で問題が起こった時、「変えられること」と「変えられないこと」がありますよね。そして私たちにできることは、「変えることができるもの」に対して「それが嫌なのであれば、どのように変えていくか」を考えることなのだと思います。

私がなぜ今回「心配事の9割は起こらない」ということを記事にしようかと思ったかというと、これに気付いたからです。

私たちにできることは

「変えられるものをどのように変えたいのか考えること」

現実を直視して、その現実を自分はどのように感じているのか観察して、そしてその後どうなりたかったのか、どう在りたかったのかを決める。

例えば今お金がない現実があったとしましょう。そして今自分は不足感を感じている。

「じゃあどんな自分で在ることを望む?」と考えると、自然と「常に豊かさを感じている自分で在る」という答えが出てきますよね。そして「そのような自分で在る」と設定したのなら思考と行動が変わってくるので、最終的に現実も変えられるわけです。

これが「変えられるものをどのように変えるかを考える」ということ。

 

ですが起こっていない問題に対して、上記のような考え方ってそもそもできないんですよね。

 

なぜならまだ何も起こっていないから。

 

事実に対してどう思うか、を感じなければできないことなので、起点がない限りどうやっても対処することができないんです。

 

頭の中で色々と考えてしまう人は過去の経験だったり世間一般の情報だったりに囚われがちなところがあります。

「あの人は〇〇だからきっと今回もそうだろう」

「あの人は今回もきっとこう言うだろう」

「この間もこれで失敗したからこれは辞めとこう」

「もしもこうなってしまっても大丈夫なように、こっちの方も進めてから行動しよう」

こんな起こってもいない出来事を頭の中で考えて、勝手にイラッとしたりモヤッとしたり不安になったりしているのかもしれません。

 

フラットに出来事を見る

そもそも、私たちはなぜそんなに不安を避けるのでしょうか。

それは物事に対して「良い」「悪い」をジャッジしているからですよね。

もしも私たちが全ての出来事をただフラットに見ることができていたのなら、その時に感じた自分の感情に正直になって、ただ在り方を決めて変えていけばいいだけです。

それを「上手くいかなかったこと=嫌なこと(起こってほしくないこと)」と定義するから必要以上に避けようとするのだと思います。

このブログでは何度も言っていますが、物事には意味はありません。

その出来事に対して意味をつけているのはまぎれもなく自分です。

だからこそ私たちはその時の感覚に敏感になって、どのような自分で在りたいのかを自分で設定することが大切なんですよね^^

こちらの記事もオススメ↓

感情 ジャッジしない
私たちに備わる感情について。感情をジャッジしていない?今回は私たちに備わっている「感情」について記事にしてみたいと思います。 私たちは感情から読み取れることが沢山あるんですよ^^ 感...

 

いかがでしたか?

もしも「自分は頭の中でいろいろと考えてしまうな」という方も9割は取り越し苦労なのかもしれないと思って、今回のような捉え方をしてみるのもオススメですよ^^

ABOUT ME
Mii
サイトにお越しいただき、ありがとうございます。