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皆さんは日常をもう少し丁寧に生きてみたいと思ったことはありませんか?
『毎日毎日同じことの繰り返し・・』
『先が見えず、将来も不安・・』
こんな感じの考えを持ったこともあると思います。
先のことばかり考えてしまって、”1日1日を大切に生きる”ということを人はたまに忘れてしまうことがありますよね。
今回はだいぶ前の本にはなりますが、『フランス人は10着しか服を持たない』という本をご紹介したいと思います。
私もだいぶ前にこの本は読んだことがあったのですが、日常の素晴らしさ、生きていることの楽しさを今一度振り替えってみたいと思い再読しました。
この本では、毎日を楽しみながら丁寧に生きる思考を学べると思いますので、シェアしていきたいと思います。
Contents
毎日を丁寧に暮らす思考
衣・・いい物を長く着る
本の中では、素材だったり、自分のスタイルだったりを考えて、”いい服を長く着る”という風に紹介されています。
私たちは、日頃から汚れるし、この程度の服でいいや・・と思って服を買ったことが誰だってあると思います。
しかし彼等は、そういういい加減な服は持っていないそうです。著者のジェニファー・L・スコットのホームステイ先の方々が良いところの方達(貴族の末裔)だったのでそうなのかと思ったら、街の中を観察していてもパリの人々はいつも洗練された服を着ていたそうです。
ホームステイ先のマダムも家事はしっかりやっていたそうですが、いつも綺麗な服を着ていたそうです。
ジーパンやジャージが悪いとは言いませんが、それをきちんと”自分のスタイル”として確立してやっているのか、ただ何も考えず楽だから・・という理由で着ているのかとでは違う、ということです。
”自分はどういう服のスタイルを確立したいのか”
”どういう人間になりたいのか”
そういうことを考えて、大好きなものだけで揃えるクローゼットはきっと素晴らしいと思います。
どこも出ないし、誰とも会わないから一日パジャマで良いか・・というのは持っての他、だそうですよ 笑
食・・いい食材を食べる
フランスの方は食をとても楽しみにしているそうです。
食事の時は食材やワインの話をするそうです。そのぐらい”食”に興味を持っているんですね。
著者のホームステイ先のマダムは新鮮な食材で手料理を毎日振る舞ってくれていたそうです。
カロリーなど気にせず、美味しいフルコースを毎日楽しみます。
著者も初めはとてもカロリーを気にしていたそうですが、全然太らなかったそうです。
それは、彼女たちが日常生活の中で買い物へ歩いて行ったり、エレベーターを使わなかったりして運動を取り入れていたからというのもありますが、毎日夕食が楽しみなので、間食をしたり、食べすぎたりする習慣がなかったから、というのもあるそうです。
確かに旅行の時に食べすぎてしまうのって、”今日は特別だから・・”という理由ではありませんか?
毎日こんな料理を食べられているとすれば特別感なんて感じないから、私もドカ食いすることはなくなるだろうなぁ、と思いました。
住・・今ある物を大切にする
今持っているもので満足した生活をすることは基本です。
あれがあったら、これがあったら、と思うと際限なく出てきます。
もしも、どうしても壊れて使えない・・ということが出てきたとしたら、それでもローンを組まない程度の予算内で購入したり、リフォームしたりすることが大切です。
車なども同じです。いい物を買おうと思えばいくらでもあるし、カスタマイズしようと思ったらいくらでもできます。予算の範囲なら構いませんが、見栄をはらず生活することが一番なのではないでしょうか?
また、物の定位置を決めて部屋を常にスッキリさせる。
自分ばかりが片付けをするのではなく、同居家族がいるのならば、その方達にも話をして必ず元の場所に戻してもらうようにする。
そういう習慣が大事ですよね。
日常生活で取り入れられそうなことは?
本を読み終えて、日常生活に取り入れられそうなことは何があるかな・・と考えてみました。私なりに実行できそうなことは以下の3つです。
衣・・お気に入り以外を手放す
お気に入りの服以外は思い切って手放しましょう。
そして残った物をみて、自分はどういう風なスタイルにしていきたいのか、考えていきましょう。そのスタイルに合わないものはそれも手放しましょう。年齢にあった物を着る、というのも大事ですね。
私はもう30才を超えているので、可愛らしい服は着なくていいかな・・と思っていますし、何よりシックに見られたい 笑
パーソナルカラー診断でオータムの診断を受けているので、ポイントは”ゴージャス感とエスニック感、知的で成熟なイメージ”なので、今はそれを目指してワードロープを考えています。
食・・できる限り興味をもつ
まず取り入れやすいものとして、”旬のモノを楽しむ”ということかな、と思いました。
皆さんは、食事の時に食材の話をしますか?
私は両親が畑をするようになってから、食材の話をたまに聞くようにはなりましたが、同年代の友達同士では旬の食材の話などしたことがありません。
日常的にその食材について話をする習慣があったならばすごく素敵で素晴らしいな、と思いました。
生産者の方の思いや、栄養を考えることによって食に対する感謝がいつも以上に感じられるのではないか、と思います。
住・・モノに感謝する
”ないモノに目を向けるのではなく、今あるモノに感謝をする”
本当に大切な考えです。今手元にあるものに感謝をして愛しましょう。
そして、今後物を買う時は単に買うのではなく、”これを手にしたらどれだけ嬉しいだろう、と思えるかどうか”ということを考えて物を買いましょう。
そして、大きい買い物は自分の予算内で最高のものを探しましょう。
惰性で物を買ってしまうと、きっと愛情を向けられなくなり、大事に扱えないはずです。
購入時は慎重に考えましょう。
最後に
ここまでお読みいただきありがとうございました。
この本には、私が人生でこんな風に暮らせたら最高だろうな、ということが書かれていました。
私はいいモノを長く着たいし、モノを大事にしたい。最近は物欲もそんなになくなってきたので、何よりも食べることや経験することに投資をしたい、と考えています。
全てを一気に実践することは難しいと思います。
毎日を丁寧に生きる上で大切なことは
”繰り返される日々の一瞬一瞬をどれだけ五感で楽しめたか”
だと思っています。
もっと五感を使って人生を生きてみましょう。
私も少しずつこういった生活が自然とできるよう意識してみたいと思います。
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。