以前「後悔の少ない人生を送るには?」という記事を書きました。
その繋がりでやはり「やり切る大切さ」も必要だな、と思ったので記事にしてみたいと思います。
やり切る大切さ
なぜ分かっているのにできないのか
「後悔の少ない人生を歩むために、今一生懸命に取り組まなきゃいけないことなんて分かってるよ」
そう思いますよね。でも私たちは分かっているのになぜそれができないのでしょうか。
これはそもそもの脳の働きの問題ですが、人は本能的に「その場に居続けよう、安全な場所にいよう」と思ってしまう生き物。
むやみやたらに動いたらエネルギーも消耗してしまうし、何があるか分かりません。
だからこそ人が使えるであろう「理性」を用いながらそれに打ち勝つ努力をしようとしない限りはいつまでたってもモチベーションなんてあがりません。
まずはできる人と自分を比べて「自分は怠け者だから」なんて思わないことです。
できているように見えるあの人だって同じ人間。それを自分なりに取り組みやすいやり方を見つけながら継続しているだけにすぎないのです。
もう一つ考えられるものとして「全力を出してやったのに成し遂げることができず、諦めなければいけない時の怖さや悔しさを感じたくない」というのもあるのかもしれません。
私たちは自分に可能性を残しておきたいときに
こうやって言い訳し、行動を起こさないように思います。
こうすることで「自分には本来は力はあったはずなのに外的な要因で仕方なくできなかったんだ」と思いたいんですよね。
ちょっと厳しい言い方なのかもしれませんが、本当はみんな心の奥底では分かっているはずなのだと思います。
選択肢が明確になる
上記のことと関連があるのですが、やり切った先には一つの自分なりの答えが出てくると思います。
それは今やっていることの改善を見出すことができもう一度チャレンジしてみるのか、
または年齢制限や期限など現実的に見てどうしても難しいものが出てきたり、もうこれ以上自分が頑張ることができない、などの理由で諦めなければいけないのか。
そしてこのやり切ったあとの「諦め」は上記で掲げた「言い訳」とは全く違い、そこからまた進むために新たに自分で選択をするという勇気のある行動です。
どちらかというと叶えたいことがあったとき、続けるよりも諦めることの方が難しいように思います。
やり切ることができないとなかなか諦めるということはできません。自分の方向性が明確になるためにもやり切ることは大切ですね^^
人生の幸福度があがる
突然ですが、なぜ人はスマホやゲーム、ファストフードなどに依存してしまうのでしょうか?
それは簡単にドーパミンを出してくれるからです。
ドーパミンとは脳内にある神経伝達物質。快感や多幸、やる気などに関与している物質です。このドーパミンが放出され快感を得ることができると脳がその行為を学習して再びその行為をしたくなるそうです。
「快感や多幸、やる気に関与しているものを出してくれるならスマホやゲームでもいいのでは?」と思うかもしれませんが、ドーパミンにも良いものと悪いものがあり、ドーパミンが過剰に放出されると依存症を引き起こす恐れがあるんです。
「スマホを辞めたいのに辞められない」と思ったことはないでしょうか?
きっと現代の人の多くがこの現象に囚われているのではないかな?と思います。それにはこのような脳の仕組みが関与しており、依存してしまうようになっていたからなんですね。
だからこそ、このドーパミンを良いドーパミンが出てくれるようにしていくことが人生の幸福度が上がるポイントなんです。
ドーパミンは目標達成や褒められたときにも分泌をされます。
私たちが目標を持ち、やり切る姿勢で取り組むことで良いドーパミンも分泌されるということですね^^
自分の中で一つ一つ成功体験を積みながら褒める。そしてまた次の目標へと取り組む。
この繰り返しをすることで脳も学習し、それが習慣となることで人生の幸福度が上がっていきます。
こんなに良い習慣はないのではないでしょうか?
ぜひ目標に向かってやり切りましょう!