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皆さんは自分を客観的に見たことがありますか?
就活や転職をする時だったり、
また人生の節目に一度「自分を見つめ返してみよう!」と思う時だったり、
自分を知ってみようと思うタイミングは人それぞれだと思います。
自分探しをしているけれども何故だかしっくりこない・・・
自分の人生に取り入れていきたいのだけれどどうすればいいかわからない・・・
そんな方に今回は、八木仁平さんの『世界一やさしいやりたいことの見つけ方』という本を紹介したいと思います。とても面白かったのでオススメです。
自己理解
やりたいことを見つけよう
この本は”2度とブレない自分軸を見つける本”と紹介されています。
『この仕事を続けていいのかわからない・・・』
『何かやりたいのだけれど何をしたいのかわからない・・』
誰しも一度くらいこんな悩みをもった事があると思います。そしてそういう悩みを解消するためにこの本は書かれたそうです。
この本でまず私が衝撃を受けた事が、やりたいことを見つけるには、
”たくさん行動するしかないと思っている事が、やりたいこと探しを妨げる原因の一つだ”
ということでした。
私は今までやりたいことを探せないのは、やったことのある事が少ないから選択肢が少ないのだ、と思っていました。しかしそうではなかったのです。
選択することが大事!
この本では服選びを例に選択することの大切さを伝えています。
服の種類は服屋に行けば選び放題です。
何を買おうかな?と思い店屋に行けばものすごく迷います。トレンドを追うのか、質のいい物を買うのか、もはや店員さんがオススメした物を買うかもしれませんね。
しかし、今日はトップスが足りないからトップスを買いに行こう。夏がくるから、夏らしい涼しげな白のTシャツで、襟はVネックになっているもので丈感はこのくらいで・・・と選択基準がしっかりしていればそんなに迷うことはありません。
この選択基準をしっかりする、という事が人間でいう自己理解なのです。
そしてこの選択基準は自分にしか分からないものです。外に答えを聞いても、外の人の基準と自分の基準は違うので参考になりません。
自分を振り返り、向き合う事でしか自分の真の気持ちは分かりません。
やりたいことを仕事にするには
でも、やりたいことなんてたくさんあるけれど、仕事につながらないからできない・・そう思う方もいると思います。
実は、このやりたいことを仕事にするにはコツがあったそうです。
本書には詳しく書かれていますが、簡単に説明すると、まず、論理的にやりたいことを見つけていきましょう、ということです。そこには3本柱があり、以下の3つになります。
1、好きなこと(情熱)
2、得意なこと(才能)
3、大事なこと(価値観)
この3つを掛け合わせて初めて本当にやりたい事が見つかるのだそうです。
やりたいこととは、”なりたいもの”ではありません。なりたいものは職業をイメージしてしまいますが、やりたいことは仕事の内容なので、視野が広がります。ですので、職業でやりたいことを見つけることはオススメしないそうです。
好きなこと
好きなことは興味のある分野です。得意なことというのは、”才能”と上記では触れていますが、大袈裟に考えなくても大丈夫です。自分があまり苦にならずできていることは誰にでもあると思います。
得意なこと
例えば人とコミュニケーションをとる事がそんなに得意ではない人がいたとします。
「話をすると緊張してしまうし、自分のことを上手く話せない・・」
こういうタイプの方は、外向的な人が重宝されるように見える世の中でどうにかしてコミュニケーションスキルをつけなくては・・・と思ってしまいますよね。
ですがよく考えたら、世の中には自分の話を聞いてもらいたい人もたくさんいるのです。
ただ寄り添って頷いてもらいたい人もたくさんいます。それは
自分が短所だと思っていた事が、見方をかえれば長所になるということ
を表しています。
大事なこと
そして大事な事は価値観。仕事にするには、自分だけ楽しくてもいけません。相手がいてこそ仕事になるのです。自分も相手も両方楽しんでもらえる事が条件になります。その際に大事な事が価値観だそうです。
『自分がこう生きたい!』という目的と『人にこんな影響を与えたい!』という仕事の目的が1本の線でつながっている時仕事に夢中になる事ができます。
ですので、この大事な事、価値観という物を中心におくと両者が楽しめるという仕事ができるそうなのです。
ちなみに価値観、自分がどう生きたいかの例は”何も縛られずに思うままに生きる”だったり”肩肘はらずにそのままの自分でいたい”など自分がどう生きたいか、という事です。
最後に
いかがでしたか?
やりたいことを見つけて仕事にするには好きと得意と価値観の掛け合わせだということをお伝えしました。
本書ではこの3つの掛け合わせを一つ一つ丁寧にワーク方式で紹介してくれています。
ぜひ一度読んでみてくださいね。