アドラー心理学

後悔の少ない人生を送るには?引きずらないようにする大切な3つの考え方

後悔の少ない人生を送るには 数秘術

「後悔のない人生を送りたい」

そう思ったことはありませんか?

実際のところ、後悔をゼロにするのは難しいのかもしれません。でも自分の生き方次第ではそれを減らすことはできます。

今回は私が考える「後悔を減らすための考え方」を記事にしてみたいと思います。

後悔の少ない人生を送るには?

自分で選択する癖をつける

後悔してしまう原因の一つとして「よく考えなかった」ことが挙げられます。

・衝動的に動いてしまった

・その場に流されてしまった

・みんながやっているから、の理由で選択した

・よく分からないから周りの人の言う通りにした

自分自身で選択をできる立場であるにも関わらず上記のような思考になり、結果大変な思いをすることになり「あのときこうしておけば…」と後悔してしまう…

そんな経験は誰しも1度はあるのではないでしょうか?

それは「自分でよく考え、自分で選択をした」という感覚がないからだと思います。

何かを選択しなければいけないとき、その物事のメリットとデメリットをきちんと見極めてその上で自分で選択をする。

この感覚を日頃からしっかり身につけておくと、たとえ結果が思うようなものではなかったとしても「仕方なかったんだ」と変に引きずることもありません。

よく考えて選択することによって「あのときああしていたら違う結果だったかな」という思考がなくなるからです。

これは「全部自分で考えて全部自分で行う」という行動そのものを言っているのではありません。

どんな結果になったとしても「自分で選んだのだから」という覚悟を持つことだということです。

都合よく考える

この世界はみんなが平和に暮らしていくようにルールはありますが、その人個人の生き方に正解はありません。その人がどんな風に生きようが私たちは口出しできないですよね。

だからこそ、自分も目の前の出来事を自分の都合の良いように捉えてもいいわけです。

これは全部自分の思考の中での話なので、だれかに迷惑をかけることでもありません。自分自身が信じていればいい話です。

だからこそ柔軟に考えられる癖をつけられるといいのかな、と思います。こだわりが強すぎると整合性が取れていないことに対して自分自身を納得させることができません。

自分がよく考えて選択したつもりでも「なんでこんな目に…」と思うような出来事に遭遇することもありますよね。

 

地球

 

そんなとき私は都合よくスピリチュアルな考え方を出したりします。少し哲学的な要素も入っているかもしれませんが

「この物事自体に意味はない、意味をつけているのは私の思考」

「この世の全ての出来事はただ起こるだけ。今にしか生きれないのに、引き摺って苦しんでいるのは思考が考えているだけのこと」

この「ただ出来事は起こっているだけ」「今の五感の感覚が全て」というのはノンデュアリティという考え方が元です。事実は事実でしかなくて、そこに何かがあるわけではありません。

私が認識したから私の世界にそれが現れただけで、私が認識していなければ例えこの世界に元々あったとしても私の世界には存在していないのと一緒です。

だからそれが起こったのならばその事実は起こるべきことだったもので、どうあがいたって避けては通れなかったってことです。

そしてその起こったことに対して「私の〇〇がダメだったからだ!」なんて思う必要もありません。ただ事実としてそれが起こっただけです。

こんな風に自分の中で「本当にどうしようもなかった時」の捉え方を持っておくといいと思います。

自分の問題か相手の問題か考える

「自分一人ならば自分の中だけで解消できるかもしれないけれど、私が後悔しないか考えているのは私以外のことなんだ」

子を持つ親御さんたちはこんなことを思うかもしれませんね。大切な我が子だからこそ慎重になるのも分かります。

ですがこれはアドラー心理学の「課題の分離」でも言われていることなのですが、私たちが相手にできることはその人のサポートだけ。代わりに何かをやってあげることはできないのです。

様々な選択肢や今これをやらなかったときのメリット・デメリットを伝えた上で本人が動くかは本人次第。本人の人生の責任は本人にしか取れません。

最終的にこれをしなかったときに一番影響が出るのは誰かを考えましょう。

あなたにできることは相手をサポートすることだけ。相手の行動まではコントロールできないことを覚えておいてください。

アドラー心理学
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いかがでしたか?

後悔はいずれ執着へ変わります。もう済んだことなのにいつまでもそのことについて考えてしまって大切な「今」を生きることができない。本当にもったいないことです。

ぐるぐると考えたところで良いことはありません。

今回の考え方も参考にしてみてくださいね。

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