アドラー心理学

アドラー心理学②「嫌われる勇気」全体像

嫌われる勇気

前回の続きです。

アドラー心理学 嫌われる勇気
アドラー心理学①「変わりたい」と思うあなたへ今回より数回に分けて「アドラー心理学」について記事にしてみたいと思います。 今後は数秘と合わせてこの「アドラー心理学」の考えも取り...

前回の記事では

・人が変わるには、過去を指針にする原因論から目的論へ変更すること

そして

・傷つくことを恐れず乗り越える勇気を持つことが必要

ということをお話しました。

そして今回からは「では、どうすればその勇気をもつことができるようになるのか」をお話していきます。

 

その前に全体像を把握してから詳細に入っていったほうが理解しやすいと思うので、まずは全体像からお伝えしたいと思います^^

 

嫌われる勇気 解説 数秘術

 

まず初めに結論から言うと、この「共同体感覚」というものを身につけることで立ち向かう「勇気」が持てるようになる、ということです。

共同体とは組織や社会など結びついている人との集まりです。学校や会社、家族も共同体ですよね。そして一番小さな共同体は自分と相手の二人がいれば成立します。

ざっくり言うと共同体感覚とは、その共同体の中で自分の居場所を感じられることです。

その共同体感覚を身につける流れとして、おおまかに①課題の分離、②横の関係を築く、ことが必要になってきます。

 

課題の分離とは「自分の範囲」と「相手の範囲」をきちんと分けること。

これだけ聞くと分離感が強く冷たい印象ですがそうではないんですよ^^

まずはこの「課題の分離」ができていないと、必要以上に相手に介入してしまったり、自身が考えても仕方のないことを思い悩んだりしてしまいます。

 

そして横の関係では相手との向き合い方について考えます。

端的にいうと私たちがつい捉えがちな縦の関係を辞めどんな人とも対等な関係で接しましょう、ということ。言葉にすると簡単ですが、なかなか難しい課題なんじゃないかな、と思います。

 

今回は全体像をさらっと分かっていただけたらいいと思います^^

自分が何のためにアドラー心理学を取り入れようとしているのか、目的を忘れないよう以下のポイントを覚えておいてくださいね^^

ポイント

・目的論から、現状は自分で変えられるのだ、ということ

・悩みの根源は人間関係からくる無意識の比較によるものだということ

・現状を変えていくにはたびたび「勇気」が必要だということ

・「勇気」を持つには共同体感覚を身につけること

 

次回からは内容に入っていきます。

自分で「変えられる」というアドラー心理学と相手や自分のことを理解しようとする数秘術。

この二つを取り入れることができればとっても楽になると思います^^

 

嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え [ 岸見一郎 ]
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嫌われる勇気説明 数秘術
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