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皆さんは、日頃メモをどうやってとっていますか?
私は、会社で使うメモではないんですが、読書ログをどうやったらできるかな・・・と考えていました。
いつも、ただ文を移してしまうだけで頭に入ってこないので、要約できるスキルが身につけばなぁ、と思い、そして前田裕二さん著の『メモの魔力』を読んでみようと思いました。
この本は、文を要約するのが苦手で改善したい、アイディアを出しやすくしたい等、思われている方はぜひ一度読んでみてください。
今回私は、
『インプットしやすい読書の仕方を学ぶ』
という目的で本書を読んでみました。
Contents
メモの基本
ポイントは、ファクト(事実)・抽象・転用
メモを書くノートは見開きで使います。
ノートの左側にファクト(事実)右側に抽象と転用を書きます。
基本的にファクト→抽象→転用という形で書いていきます。
ノートを左側から右側へ書いていく感じですね。
ファクト、抽象、転用、それぞれの言葉の意味を説明すると、
・ファクト→起こる事実のこと
・抽象→インプットしたファクトを元にWhat、How、Why で抽象化(何でだろう?と疑問に思うこと)
・転用→抽象化した気付きから、自分が実際につなげる現実へのアクションを書く
となります。
ペンで色分け
普段書く色は黒で書きます。
主観は緑色、やや重要・引用・参照は青、最重要なことは赤です。
ここで大事なことは、緊急度ではなく、必ず重要度で色分けする、ということです。
これにより、自分には何が重要なのか、という意思決定力もあげることができます。
また、緑色が少なければ自分の意見があまりない、ということなので、意識して緑色も増やすことも必要です。主観色(緑色)が増えるということは、発信力があがることも意味しています。
3つの抽象の質問
抽象化とは、物事の本質を考える意味もあります。以下の3つに分けられるそうです。
・What→具体現象に名前をつける(それにより、言語化能力を高められる)この世にはない、造語を作る
・How→それにはどんな特徴があるのか。一見全く違う物事だとしても、特徴を捉えて結びつける
・Why→何でこうなったんだろう?と考える。本質を考える
Whatは少し本質を読み解く力とは違いますが、考えることにより、言語能力が高められるんですね。
このメモのメリット
長いものをまとめる力がつく
この方法でいくつか本を読んでみたのですが、いつもより格段に頭に入ってくる実感を得ることができました。
また、『ここの章の自分が学びたいところ』というのを深掘りしていくと大切なことが大体見えてきます。それを自分なりの言葉でまとめることにより、インプットする力が身についてくるように思います。
この”自分なりの言葉でまとめる”という事が大事なことのように思います。
同時にアイディアも考えられる
自分なりの言葉でその学びの本質を書いていると、では、こうやって転用してみたら良いのではないか?と日常に当てはめて考える事ができます。
私は読書で学んだことをアウトプットしたいな、と思っているので、
●自分が気になった箇所を抜き出し
↓
●緑色のペンで主観を書いていく
↓
●抜き出したところを、何で?どうして?と突き詰めていき、抽象のところに書く。
↓
●日常生活のこの部分で取り入れてみよう、と転用に書く
という風に読書をしています。
まとめ
・読書に限らず、日常の一コマをアイディアにするには、メモは非常に重要
・ファクト→抽象→転用の順で書く
・主観をいれることも大事
・常に問いかけながら物事を考える。それにより、客観的に捉える事ができるようになる
・抽象は本質を考える意味もある。アイディアをうむには非常に大事。
最後に
ここまでお読みいただきありがとうございました。
実際やってみて思ったのですが、慣れないうちはやはり難しいです。
しかし、やっているうちに”一番大切な何か”が大体掴めてくるようにはなりました。
大事なことは、
・常に何故?と考えるクセをもつこと
・良い質問が良いアイディアをうむということ
・主観をいれること
のような気がしました。
私の場合、読書に焦点を置いてこちらの方法でやってみたのですが、実際ビジネス書の読書というものは、読んで終わり、というものではありませんよね。
それを実践してみて、初めて身になるものです。
今回私は、読んだことを忘れないようなログが欲しいなぁ・・と思いこちらの方法を実践してみましたが、アウトプットのアイディアまで同時に考えられるという思わぬ収穫が合ったのでよかったです。
ビジネス書のアウトプットをしたいという方には、今回のメモの魔力の方法は合っているんじゃないか、と個人的には思います。
今回の記事が少しでもお役に立てたら幸いです。