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紫外線対策は年中必要ですが、その中でも特に気をつけなければいけない季節になってきました。
あなたは、自分が使用している日焼け止めを理解しながら使えていますか?
もしも何となく選んでしまっているのなら、日焼け止めのことを学んで自分に合ったものを選ぶ基準にしてください☺️
紫外線吸収剤と紫外線散乱剤
日焼け止めには「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」というものがあります。
紫外線吸収剤とは一度紫外線を吸収して熱エネルギーに変えて放出するものです。
メリットとしては塗り心地や伸びが良かったり、汗に強い、白浮きしにくい、などという点があります。
デメリットとしては、紫外線を吸収することから敏感肌の方には刺激が強いという点です。
一方、紫外線散乱剤とは紫外線を反射させて紫外線を防ぐというものです。
メリットとしては肌への刺激が少ないということです。
デメリットとしては、白浮きしやすい、小まめに塗り直さないと日焼け止め効果が薄れるという点です。
紫外線吸収剤を含まない日焼け止めには
「ノンケミカル」「紫外線吸収剤フリー」「紫外線吸収剤不使用」
などの表示があります。
SPFとPAとは
日焼け止めの表示には必ず「SPF値」と「PA値」が書かれていいます。
例「SPF50 PA+++」
SPFとはUVB波(赤くなってヒリヒリする日焼け)を防御する力です。
何も塗らない状態と比べて、日焼けを起こすまでの時間を何倍に伸ばせるのかという目安になります。
夏の紫外線を浴びた場合約20分で日焼けを起こすと言われており、
SPF50ならその50倍の20✖️50=1000分、およそ16時間
まで伸ばせるという意味です。
(SPF32なら、20✖️32=640分、およそ10時間)
しかしこの日焼け止めの効果は適正量をきちんと塗った場合であり、量が少ないとこの効果も薄れてしまいます。
PAとはUVA波(真皮にダメージを与えて老化を促進する)を防御する力です。
「+」の4段階で表示され、+が多いほど効果が期待されます。
+ | やや効果がある |
++ | 効果がある |
+++ | 非常に効果がある |
++++ | 極めて高い効果がある |
日焼け止めの適正量
日焼け止めの適正量は皮膚「1㎠あたり2㎎」です。
・・・と言ったところで分かるのはきっと数学が得意な人くらいでしょう(笑)
<顔に塗布する場合>
・クリーム状のもの→パール2個分
・液状のもの→1円硬貨2枚分
が適正とされています。
塗り方は額、鼻上、両頬、顎につけ満遍なく伸ばしましょう。
<体に塗布する場合>
容器から直接手や足に塗布し、手のひらでらせんを描くようにムラなく伸ばしましょう。
量は腕や足の表と裏に、1本線を引くような感じで塗布します。
まとめ
紫外線吸収剤と紫外線散乱剤にもメリットとデメリットがあり、
通常は肌を考慮して紫外線散乱剤を使用し、レジャーや長時間の運転になるような時は紫外線吸収剤の方でしっかりと防ぐなど、用途や自身のライフスタイルに合わせて使い分けることが必要かな?と思いました。
また適正量をきちんと塗れていないと日焼け止め効果も得られないのでしっかりと塗ることも必要です。
たくさんの選択肢があるからこそ、自分で理解し納得して使うことが必要ですね。