前回の記事の続きです。
今回は「目標に沿った行動をするための習慣化」について記事にしてみたいと思います。
ベイビーステップで始める
まず「やりたいのに面倒くさくなってできない…」という方は、初めから目標を高く設定しすぎている可能性があります。
自分では簡単だと思っていても、それは自分が一番モチベーションが高い時に立てた目標かもしれません。
だからこそ、何かを始めるときには
・PC作業なら「椅子に座ってPCを立ち上げる」
・ダイエットのための運動なら「とりあえずストレッチをしてみる」
とあまり負荷がかからなそうなことから始めてみてください。
人はモチベーションが上がらないと行動ができないと思いがちですが、待っていてもモチベーションはいつまでも上がりません。
実は行動とモチベーションには順番がないと言われているので、行動を先に始めても後からモチベーションがついてきます。
とりあえず、まずはほんの少しでも自分が理想とする目標に直結した行動を取ることが大切です。
できたら必ず褒める
ベイビーステップで始めたことも、できたのなら思い切り自分を褒めてあげましょう。脳は意外と単純で、褒めてあげることでドーパミンを簡単に出してくれるそうです。
「こんなことで?」と思うかもしれませんが、高い目標を掲げて「今日もできなかった…」と自己嫌悪に陥ることよりも、小さなことでも自分を褒めて「できた!」を積み重ねていき、自分の自己肯定感をあげることは習慣化させる上でとても必要です。
実は海外の実験で幼い頃から勝ちが多い環境にいる子はその後も勝ち続け、大人になってからも成功する可能性が高いという結果が出ているそうです。
これはおそらく勝ち続けることによって自分に自信がつき、それにより多くのチャンスを掴むことができるからではないか、と言われています。
そのくらい私たちにとって自信は必要なもの。そしてこれは大人になった私たちでも取り入れられることです。
ここでいう「勝ち」は主観の勝ちで構いません。
サッカー選手の本田圭佑さんの言葉で「成功に拘るな、成長に拘れ」というものがあります。結果はコントロールできませんが、自分がどれだけやるかは自分で決めることができます。
ぜひ小さなことから始めて過去の自分に勝って、褒める習慣をつけてみてくださいね^^
プログレッシブオーバーロード
プログレッシブオーバーロードとは筋トレでよく使われる用語ですが、「小さな負荷から始めて、できるようになったら今よりも負荷を増やしていく」ことです。
この少しずつの積み重ねを行なっていくことで初めは「できない」と思っていたことも、いつの間にかできるようになっています。
人間は生きていく上でできることは省エネしたい。それは本能なのだと思います。
だからこそ何度も同じことを繰り返すことによって、初めはきつかったこともいつの間にか慣れてきます。
その慣れてきたタイミングでまた少しだけ負荷をかけてみましょう。
逆に言うとここを意識しないとまた今のルーティンに慣れてしまうので、いつまでたっても同じことしかできず、自分自身に成長を感じることができません。
まずはベッドから起き上がることを目標とする。
次は服を着替えて家でストレッチをしてみる。
次は家の周りを5分だけ歩いてみる。…
こんな感じで一つできたら必ず褒める。そして慣れてきたら少しだけ負荷をかける。
この一つずつの積み重ねを3ヶ月、半年、一年と続けることができたらあなたの中には退屈な人生というのはなくなっていると思います。
私たちは今にしか生きることができません。
もし「今」を楽しく過ごすことができていたなら、退屈などという感情もなくなるし、自己嫌悪に陥ったり他人を見て自分と比べる暇はないですね^^
ぜひ今回の記事を参考に取り入れてみてください。