先日、大好きなミセスグリーンアップルのドキュメンタリー映画「MGA MAGICAL 10 YEARS DOCUMENTARY FILM THE ORIGIN」を鑑賞してきました。

 

今回はその中で感じたことを記録に残しておこうと思います。

ネタバレになる部分もありますので、了承の上ご覧になってください。

MGA MAGICAL 10 YEARS DOCUMENTARY FILM THE ORIGINとは

【解説・あらすじ】

2025年にデビュー10周年を迎えた人気バンド「Mrs. GREEN APPLE」の新曲制作過程と素顔に迫ったドキュメンタリー。

大森元貴(Vo/Gt)、若井滉斗(Gt)、藤澤涼架(Key)の3人で構成されるバンド「Mrs. GREEN APPLE」。数々の記録を打ち立て、令和の音楽界を牽引する彼らは、音楽はもちろん、演技やMCなど多彩な活躍でエンタメシーンを盛りあげ続けている。そんな彼らにとって初のドキュメンタリー映画となる本作では、映画とともに生まれた楽曲「Variety」が観客に届くまでの300日間に密着。大森が楽曲をゼロから作りあげていく姿が初めて明かされるほか、トップランナーであり続ける彼らの原点でもある“ひたすらに音楽に真摯に向きあう姿”をカメラがとらえる。そして唯一無二の3人が抱える葛藤と思いが、赤裸々に映し出される。

大森元貴が自ら製作総指揮を務め、監督は大森主演の映画「#真相をお話しします」を手がけた豊島圭介が担当した。

引用元:映画.com

今回10周年という節目にあたり、側では分からない奥の部分を残しておく必要があるのでは、とのことで始まったドキュメンタリー映画。

私自身、初めは「歌がうまいな」くらいの感想しか持っていませんでしたが、楽曲を聴いていくうちにその奥の部分に興味を持つようになりました。

側でしか見なければ明るく、時代に沿った音楽という感じであり、少し捻くれた見方をすれば「あー、あの流行ってるJ-POPね」という印象を受ける人もいるのかもしれません。

でも私は曲を通して彼という存在を知っていくうちにそれだけではないような感覚も受けていました。

孤独を大切にする姿勢

ミセスの楽曲は全てボーカルの大森さんが作詞・作曲をしています。

そんな彼の音楽になぜ心惹かれるのか?

 

もちろん、歌声と表現力で惹きつけられるものも十分にあります。

でも今回映画を見て感じたことは、彼が自身の孤独をきちんと見つめているからなのだと思いました。

孤独を知っているからこそ、共有の時間や周りに居てくれる人達が当たり前ではない、愛すべきで感謝すべきで大切な存在なんだ、ということを理解している。

 

曲を作るのに一人向き合う時間は楽しくもありますが、きっと楽しいだけではないはずです。

そしてその理想が高ければ高いほど、自分の思うレベルまで達することができない人への苛立ちも抱えているはず。

才能という言葉で片付けるのもあまり良い気はしませんが…

才能を持っているが故の周りとの不調和で孤独を感じることは多かったのかもしれません。

絶対に外せないメンバー

ミセスは大森さんが全てを担っているので、どうしても“大森さんありき”というイメージを持たれがちです。

でも本当はそうじゃない。

 

大森さんに合わすことのできる存在。

それは簡単に見つけられることではないはずです。この人たちがメンバーで本当に良かったと思います。

 

こう言っては何ですが、やりたいことを「やりたい」と言って自分の思う通りに事をすすめることって、周りの目を気にしない頑固さがあればできると思います。

人は自我が必ずあるので、そのエゴを通しさえすればいい。

もちろんそれも上手に使わなければ人は理解してくれないので、大森さんも自分の中で譲れるところは譲るように努力しましたし、彼にはそれを上手に使う手腕がありました。

 

だけど1を大きくしていく人達はそれに合わせなければならない。

これって、時に自分を曲げないといけないってことです。しかもそれを自主的に。

側で見ると「やらされている」と見られます。でも彼らはそうじゃない。

 

「無理難題を言われたとしても、彼の想像している景色を他の人にも見せてあげることができたのなら、沢山の人に喜びを届けてあげることができる」

 

そういう風に思えることで自主的に合わせることをしているんです。

これって人としての器が大きくないとできないことではないかな、と思います。

絶妙なバランスで成り立っている3人

ミセスはお互いないところを補って…というのはそうなのかもしれませんが、その役割がきちんと棲み分けされている綺麗なトライアングルという感じではありません。

彼らはそもそもの始まりがどちらかというとビジネスパートナーという感覚が大きかったそうです。それは本気でプロを目指していたからですね。

 

でもそこがビジネスパートナーではあるけれど、言わずもがなが通用する友達でもあり…のこの絶妙なバランス、距離感だからこそうまく支え合えているのだと思います。

 

イメージ的には一緒にいることでそれぞれが自身の弱さに気付き、でもそれを舐め合うのではなくきちんと向き合えるような影響を与え合う関係。

きっと三人はそれぞれのポジションは違えど目的は同じだからブレずにやっていけているのかな、とも思います。

感想

今回の映画では大森さんの才能も際立っていましたが、若井さんと藤澤さんがいかにすごいかということも感じました。

大森さんのコメントからも彼らがどういう風に映っているのかを気に掛ける言葉は度々聞かれます。映画の中では彼らのことを「ソルジャー」と表現し、「いかに彼等がすごいかってこと」という言葉も聞かれました。

 

人の心って繊細で難しくて、ちょっとしたことでお互いがズレてきてしまうことがあります。

「全部自分の思う通りにしたい」と多くの人が思います。楽したいし、愛されたいし、認められたいし、すごいって言われたい。

そんな誰しも思う当たり前の感情を行き過ぎないように調整をかけながら周りと生きていく。

それは時に自分を押し通すことで、時に自分を抑えること。

自分のやりたいことをやるのも、物事を大きくしていくのも、必ず自分以外の誰かの力が必要です。

でも私たちはその弱さをきちんと見つめて、その先の目的を忘れることがなければたとえ不安定な形だったとしても絶妙なバランスで支え合いながら生きていけるはずです。

 

今回彼等のドキュメンタリーを見ることで沢山の気付きがありましたし、そんな彼等が披露してくれた新曲はとても素敵な曲でした。

彼等の奥深い部分を見ることができて良かったと思います。

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