自己受容・自己肯定感

「ツイてないな…運を良くしたい!」そんな時におすすめの本!【運転者】

本

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日々の生活の中で

「一生懸命頑張っているのに、何だかうまくいかないなぁ」

と思ったことが誰でもあるのではないかと思います。

 

今回は喜多川泰さんの「運転者」と言う本をご紹介したいと思います。

「運」について物語形式でかかれているので、とても読みやすかったです。

 

読み終わった後には

「ごきげんに過ごしながら、気長に待つか〜♪」

と言う気持ちになれますよ^^

あらすじ

主人公は保険会社に勤める岡田修一という男性です。

彼の状況はというと、仕事面では保険の大量解約により自身の収入への不安、

家庭では不登校中の中学生の娘もおり、

そんな中、父が亡くなり実家で一人暮らす母親からの気がかりな電話もあり、

次から次へと自分がついていないな…と思う出来事で溢れていました。

 

そんな思いを抱えながら会社を出たところ、一台のタクシーが目の前に現れます。

なんとそのタクシーは、メーターが0になるまで自分の人生の転機となるところまで連れて行ってくれるタクシーだったのです。

ここがポイント

運はポイントカード

 

物語では「運のいい人」と「運の悪い人」は何が違うのか?という話が出てきます。

実は運というのはポイントカード見たいなもので、貯まれば使えるものなのです。

だから「何だかツイてる!」と思った時は貯めた運を使っただけなんです。

こう考えると、日頃から運を貯める生活をしてみよう!と思いますよね^^

 

じゃあ、運の悪い人は日頃から運を溜める行動をしていないから使えないのか?となりますが、普通に生きていても運は貯まります。

ではどうしてこんなにも差が出るのでしょうか?

ポイントカードを貯めるには

 

運は普通に生きていても貯まります。

それを小出しにして「ツイてる!」と思うのも悪くはないですが、

そしたらいっこうに大きな「ツイてる!」はなさそうですよね(笑)

3等の米が当たるのも嬉しいけど、1等のハワイ旅行だったらもっと嬉しい!と思う人が多いはず。

 

ではどうやったらそんなに大きな運が貯められるのかというと、

(自分が与えた)−(相手から受け取った)=その差が運の貯まる量

なんです。

 

本書での例えは

・あなたが引っ越しの手伝いをしたとして、相手が鰻重を奢ってくれた。

どう思いますか?

⇨妥当かな?(±0。運は増えてもいないし、減ってもいない。)

 

・では引っ越しの手伝いをして20万円包んでくれました。

どう思いますか?

⇨もらいすぎ!(この差が運、もらったものが多ければ運を使ったということ)

 

日常的に自らが与える姿勢でいることが、最短で運を貯める方法ということですよね。

 

その結果相手からお返しがきたならば現実的に嬉しいことが起こっているわけだし、

もし少なかったとしても運は確実に貯まっています。

ポイントカードを使うには

コーヒー

 

「でも世の中には何も報われずに命を落としていく人もいるよね」

 

と思う方もいると思います。

 

確かにその通りです。

貯めた運もたまには使わないと勿体無いですよね(笑)

 

実は運を使うのにも条件があって、それが

「いつもご機嫌でいること」

なんです。

 

これはなぜかというとご機嫌でいないと自分のアンテナを立てられていないから、

チャンスを逃しやすいんですよね。

 

本書を読んでいるとすごく共感というか、入り込んでしまうのですが、

今日たまたま座った席の横にいた人が自分の欲しい情報を持っている人かもしれないですよね。

 

道を聞かれて親切に教えてあげようと思ったら、その出会いが今後の人生を飛躍する出会いだったかもしれませんよね。

 

人生の転機はいつも過ぎ去ってから

「今思えばあの時の出会いが…」

ということばかりなのだと思います。

 

それがいつも不機嫌で

「早くこの場から立ち去りたい」

という不機嫌オーラを出していると、そんな人に誰も声をかけようなんて思わないものです。

 

だから目先のことに損得があるかで動くのではなく、

ただその場を純粋に楽しむことが運を良くすることに大切なことなのだと思います。

実はあなたも守られている

 

でもそうなってくると次に気になるのが

「自分ってそんなに運のいい生き方をしてきたのかな…」

という疑問です。

 

ですが大丈夫です、

みんなそんなに仏様見たいな生き方をしていないと思います(笑)

 

でも誰しも運のポイントカードはある程度貯まっていると思います。

 

それは運を使いたくても使えなかった時代の方々がいるから。

その運は巡り巡って私たちの世代にきているんですよ。

 

それはあなたの祖父母かもしれないし

そのまた上の人たちかもしれないし。

 

その人たちは戦争という時代を生き抜いてきました。

今では30歳なんて当たり前のように生きているけれど、昔は違ったんだと思います。

そんな人たちって支え合って、国のため、と思って亡くなっていったわけですよね。

 

運を使いたくても使えなかった時代にいた人もいます。

そしてその貯まった分を頂戴して私たちがいます。

 

本書では「プラス思考」というのは

「自分がこの世を終える時、少しでも運をプラスにして次世代に渡す」

と表現しています。

 

子供がいてもいなくても関係ないですよね。

今安全に暮らせているのは、前の人たちが時代を作ってきてくれたから。

そして私たちはそれを使わせてもらっているのだから、

次の世代に少しでもプラスで渡さないといけないですね^^

 

報われない努力はない!の意味

 

上記のような考え方になると、何だか報われない努力はないと思えてきませんか?

なぜなら

結果は肝心ではないから。

損得勘定で動くと、どうしても「得した損した」を考えてしまいます。

だけど、めちゃくちゃ努力してその結果思うような結果でなかったとしても

その姿を見せることで誰かを勇気づけていることもあるし

今頑張っていることが日の目を浴びなくても

そこでの学びが自分の人生の転機だったんだと思うことも

あるかもしれません。

 

そしてそういう人生にするには、

 

・相手に与えること

・ご機嫌でいること

 

この2つが非常に大事ということですね^^

まとめ

いかがでしたか?

読書というのは自分にとって大切なことを思い出させてくれるし、気づかせてくれるものです。

とても読みやすいので、スラスラ読めます。

ぜひ読んでみてくださいね^^

 

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