今回はゆるミニマリストの私が物を手放したきっかけや、その後気付いたことなどをシェアしたいと思います。
結論から言うと、ミニマルな暮らしはとても心地良く、幸福感を感じることが増えます。
ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです。
アラフォーから始める「少ないけど豊かな暮らし」
30代後半〜40代、家庭を持っていようといまいと、様々な変化が出てくる頃だと思います。
ライフスタイルや社会的な立場はもちろん、身体の変化も出てくる頃。
本来ならば、以前よりももっと自分に気をかけてあげないといけないのにも関わらず、忙しい毎日をこなす事に精一杯になって、自分のことはどうしても後回しになってしまいますよね。
以前の私も頑張りすぎて自分のことは後回しにしていました。そんな時ふと、「本当に大切なものとは?」と考えるようになり、本を通じて「ミニマリスト」という考え方を知りました。
自分軸のある生き方への憧れ
「こんなに頑張っているのに、どうしてこんなに疲れるのだろう?」
人生そんなものだ、と言われればそうなのかもしれませんが、私はどうしても納得ができませんでした。
確かにアピールの仕方が間違っていれば、頑張ったところで気づかれないし報われるわけがない。
…でも、私は誰かに認められるために頑張っているのだろうか?
そんなことを考えていた時にこちらの本を読み、「私も他の誰かの好きなモノではなく、自分が好きだと自信を持って言えるモノに囲まれて幸せを感じたい!」と、自分軸がしっかりとある生き方に憧れを抱きました。
モノが溢れていた頃
それまでも沢山のモノを持っていた感覚はなかったのですが、冷静になって辺りを見渡してみると「これはいつ使ったかな?」というモノが沢山。
意味もなく置いているものもあるし、「いつか使うかも」と思って普段使いはしなくてもキープしているモノもありました。
今までは「部屋が狭いから仕方がない」と思っていたけれど、ミニマリズムの考え方を知ってから「部屋が悪いのではなく、管理できていない自分に原因があるのでは?」と思えるようになりました。
それから私は一つ一つモノと向き合うようにし、同じ用途のものは一つだけにするように選びました。
また、パーソナルカラーを知ってからはクローゼットの整理もすすみました。
そこで「好き」だけではなく「似合う」ことの大切さを知り、オシャレに対する自分の優先度も分かってきたことで、より使いやすいクローゼットへと変化していきました。
少ないからこそ気付ける
モノを減らし余白ができると時間も増えます。頭の中もすっきりします。
私はミニマリズムの考え方を取り入れてから、自分が美や健康に対してこんなにも興味があったんだ、ということを知りました。
私にとっての美は、メイクを上手にすることや髪を上手にセットができるということよりも、「その人がどれだけナチュラルな姿でいられるか」ということです。
モノに溢れていた頃は、どちらかというと背伸びをして自分を綺麗に見せていたように思います。高級なモノを身につけたり食したりすることで自分の価値が上がったように感じていたんですね。
それらを否定するわけではありません。でも今はそういうモノを必要とする場面があるとするならば、「私」がそれを取り入れてもいつもの「私」でいられる前提で取り入れます。
人としてナチュラルでいることは継続する力が必要です。健康な体も精神もすぐに作り上げられるものではありません。
そして継続をするには、本当に必要なモノを自分で知り、そこにエネルギーを注げるように日常の中で余白を作ることが大切です。
手放すことの大事さ
沢山のモノと向き合うことは、自分にとって何が心地よく、どんな暮らしをして、何を大事にしたいのかということを考えるきっかけになるんだな、と感じます。
手放すことで自分にとって本当に必要なモノが手元に残ります。
ライフスタイルや身体に変化が現れやすい今だからこそ、「今の自分に必要なもの」を選び直すタイミングなのかもしれません。
少なくても、ちゃんと自分の暮らしにあったものが揃っていると、気持ちまで豊かになっていきます。私自身、今それを実感しています。
いかがでしたか?
今日も、自分らしく、心地よく。
ぜひ生活に「余白」を作ってくださいね^^
